11/2 道内の高校にRAG FAIRの奥村さんを講師にお招きしました。

11月2日、道内の中学校と高校の合同講話に、
ミュージシャン・気象予報士・保育士として活躍中の
RAG FAIR奥村政佳さんを講師にお招きしました。

こちらの中学校と高校では、
「自己の進路を考える意識を豊かに形成する」ことを目的に
キャリア教育の一環として毎年このような大規模な合同講話を実施していて、
今回、ご縁があって奥村さんをコーディネートさせていただきました。

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タイトルは「二足のわらじの歩き方」。

当時、日本最年少で気象予報士を取得し、
その後は大学在学中に始めたアカペラ
楽器を使わずにドラムの音を出すボーカルパーカッションを始めた経緯などを
具体的に伝えていただきました。

ミュージシャンとしての活躍だけではなく、
その裏で自分自身の葛藤や大変だったことなども伝えていただき、
未来に向けて取り組んでいる姿に生徒たちだけではなく、
先生方が真剣に耳を傾けていました。

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また、即興で生徒さんとのボイパ講座も実施し、
会場が一体となって楽しい雰囲気に包まれていました!

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二足だけではなく、もっともっとたくさんのわらじを履いて
前進している奥村さんから、みなさんパワーをもらったようでした。

貴重な機会をありがとうございました!

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奥村政佳さんプロフィール

大阪出身。
高校在学中、当時、17歳という日本最年少で気象予報士を取得し、
様々な新聞や雑誌に取り上げられ、報道ステーションなどに出演。
その後、筑波大学に進学、在学中に始めたアカペラ、そして楽器を使わずに
ドラムの音を出す、ボーカルパーカッション《ボイパ》を始める。
フジテレビ「ハモネプ」で一躍全国区に。それをきっかけに、
筑波大学在学中にアカペラグループ「ラグフェア」でメジャーデビュー、
2002年に記録したオリコンウィークリーチャートの1.2位独占は、
当時はサザンオールスターズ、GLAYなどに続く日本で4グループ目として話題になった。
紅白歌合戦出場、アカペラ初の武道館1万人ソロライブなど、19枚のシングル、
8枚のアルバムなどを発表し、2011年から約1年半の活動休止。
2013年に東北地方での復興支援ライブを機に活動再開。
ジャズピアニスト松永たかし氏とのユニット、「ソークール」でも、
各地のJAZZフェスティバルや学校公演で公演や全国ツアーをし、
その模様はNHK-JAZZでも取り上げられたことも。
防災士の資格もあり、各地の災害のボランティア経験もあることから、
気象予報士として防災のシンポジウムにも多数参加、講演している。

現在は大学時代の経験から取得した保育士資格を生かし、
横浜市の保育園で主任保育士を務めている。
さらに2012年に北海道大学のコーステップコースで修了した
科学コミュニケーションのスキルを生かし、
夜は横浜国立大学、大学院で幼児に対する気象教育の研究中。
ミュージシャンとして、気象予報士として、防災士として、保育士として、
様々な分野で活躍している。